包茎手術を実施することを検討している人の中には、術後の生活について不安を抱いている人も多いはずです。
体験者の話を参考にして、事前に術後の生活を知っておけば、戸惑うことが少なくなります。
具体的な内容を知らなければ、心構えができておらず、困惑する可能性が高いです。
包茎手術を行うと生活の色々な部分が制限されるようになるので、お風呂やトイレなどはどうすることになるのか理解しておくと良いでしょう。
医師から説明が受けられますが、体験者の話を参考にしておけば、よりリアルな事情を知ることができるようになります。

包茎手術後は生活が制限される

包茎手術を行ったことがある人は、日常生活での制限を経験しています。
生活における様々なことが制限されることになるので注意が必要です。
施術後は股間に負荷がかかる動作や激しい動きを控える必要があるので、しばらくの間はスポーツや性行為などを行うことができなくなります。
治療が完了すればスポーツや性行為を行うことができますが、完了するまでに行うことはおすすめできません。
少しくらいなら問題ないだろうと考えて禁止されていることをしてしまうと、傷口が開いて出血したり激しい痛みを経験したりする可能性が高いです。
ひどい場合は再施術が必要となるので、注意が必要だと言えるでしょう。
スポーツや性行為だけではなく、長距離の車の運転や振動が多いバイクや自転車の運転を制限されることになるため、仕事で長時間運転したりバイクや自転車を通勤に使ったりしている場合は、それまで通り働いたり通勤したりすることができなくなります。
これらは普段からあまり運動や性交渉をしない人、仕事をしばらく休むつもりの人には関係ないと感じられるかもしれません。
ですが、包茎手術後は全ての人が毎日行う行為でも制限が生じることを理解しておかなければならないと言えます。

排尿はできるが普段のように用を足すことが難しい

包茎手術の体験者の多くは、排尿の困難さを経験しています。
トイレは包茎手術が終わった後から行うことが可能です。
術後はペニスに包帯が巻かれることになりますが、先端まで全てが覆われるわけではありません。
排尿を行えるように先端が露出されているので、用を足すことができます。
用を足すこと自体は問題ありませんが、普段通り行おうとすると尿がひどく飛び散ってしまう可能性が高いです。
男性用の小便器を使用すると狙いを定めることができずに床に尿を散らせてしまうことになる恐れがあるので、洋式トイレを利用して散らすことがないように注意しながら用を足す必要があります。
実際の体験者によると最低でも1週間ほどはコントロールできないケースが多いので、包茎手術が終わって1週間は座って用を足すようにし、それ以降は状態を確認しながら小便器を使うかどうか判断すると良いでしょう。
また、トイレの際に包帯を取ったり汚したりしてしまうことも問題です。
雑菌が入り込んでしまうと傷口が炎症を起こしてしまう可能性もあるため、非常に危険だと言えます。
排尿することはできますが、こうしたポイントに注意する必要があることを理解しておきましょう。

入浴に関しては気をつけなければならないことが多い

入浴に関しては、気をつけておくべきことがたくさんあります。
包茎手術体験者の中には、間違えた方法で入浴してしまい、トラブルを経験したことがある人もいるほどです。
まず、手術日はシャワーも浴びることができません。
翌日からはシャワーを利用することもできますが、念のために術後2日間はタオルで身体を拭く方法を推奨している病院が多いです。
3日目からは包帯をしたままシャワーをかけることができ、頭や身体を洗った後には包帯を外してペニスを洗えます。
30秒くらい軽く洗った後は水分を取り除く、再び包帯を巻いてください。
包茎手術から1週間ほど経過するまではこのような方法でお風呂に入ることになります。
それからは包帯を巻かずにシャワーを浴びることができ、抜糸が完了すれば湯船に浸かることが可能です。
初めから湯船に浸かってしまうようなことがあれば雑菌が入って患部の状態が悪くなりますし、手術後すぐに激しく洗うようなことがあれば傷口が開いて出血することになります。
誤った方法で入浴してしまうことがないように、正しい知識を身につけた上で細心の注意を払ってシャワーを浴びたりペニスを洗ったりする必要があるでしょう。

まとめ

包茎手術を実施すると、生活の様々な部分が制限されることになるので事前に詳細を知っておくと良いでしょう。
正しく理解していなければ制限されていることを行ってしまい、患部の悪化や再施術の原因をつくってしまう恐れがあります。
トイレやお風呂のような毎日の生活で欠かすことができない行為でも、気をつけておくべきことがたくさんあることを理解しておくべきです。
せっかく施術を受けてもトラブルが起こってしまえば意味がありません。
実際に包茎手術を体験した人の術後の生活について確認し、問題なく完治することができるようにしておくことが大切です。